軽自動車の自動車保険

軽自動車も、普通自動車と同じく「自賠責保険」と「任意保険」に加入する必要があります。

 

自賠責保険は、車の購入時および車検の際に支払うもので、車種や年式などにかかわらず、軽自動車なら軽自動車で一律の料金がかかります。

 

一方、任意保険は毎年(または毎月)払うもので、保険会社や車種、年間の走行距離、車両保険の有無などによって保険料が変わります。

 

ここでは、軽自動車の2017年度の自賠責保険料、および任意保険料の相場についてご紹介していきます。

 

 

軽自動車の自賠責保険料(2018年度版)

自賠責保険(自動車損害賠償責任保険)は、法律によってすべての車に加入が義務づけられている保険です。

 

万が一、車を運転していて人身事故を起こした場合、被害者に高額な損害賠償を支払わなければいけない可能性があります。

 

そこで、被害者に最低限の損害賠償を補償するため、強制的に加入が義務づけられているのが自賠責保険です。

 

自賠責保険料は、保険会社にかかわらず一律で決まっているため、多くの場合は車の購入時にディーラーや中古車販売店などで加入します。

 

次の車検までの分を前払いしますので、初回は新車なら3年分、中古車なら2年分が必要です。

 

その後は車検ごとに更新し、2年分の保険料を前払いします。

 

自賠責保険料は、毎年1月に見直しが行なわれ、次年度(4月~)の契約分の保険料が決まります。軽自動車の2018年度の自賠責保険料は以下の通りです。

 

 

保険期間 軽自動車の自賠責保険料
37ヶ月 35,610円
36ヶ月 34,820円
25ヶ月 25,880円
24ヶ月 25,070円

自動ブレーキシステムなどを搭載した車が増えたため、以前よりも事故が減っていることが一因です。

 

今後もますます安全性の高い車が増えることが予想されますので、それにともなって自賠責保険料もさらに下がっていくかもしれません。

 

ちなみに自賠責保険料は、新車購入時は3年分、その他は2年分を前払いしますが、車検と自賠責保険の有効期限に半日の差があるために、初回は1ヶ月多めに契約します。

 

2回目以降は、24ヶ月の契約となりますが、万が一車検切れになってしまった場合は、25ヶ月での契約が必要です。

 

一般的には、「車の購入時は37ヶ月または25ヶ月、次の更新時(車検時)は24ヶ月」と考えていいでしょう。

 

 

軽自動車の任意保険料の相場はどのくらい

自動車の任意保険とは、その名の通り任意で加入する保険です。最近は1年更新が多く、毎年1年分を一括で前払いするか、または月々分割で支払います。

 

自賠責保険は、人身事故を起こした際に最低限の損害賠償を補償するためのものですから、場合によってはすべての損害を補償できないこともあります。

 

また、対物事故には適用されません。

 

そのため、自賠責保険ではまかないきれない分を補償するために、任意保険が存在します。車を走らせる以上は、必ず加入しておきたい保険です。

 

任意保険料は、自賠責保険と違って「軽自動車はこの金額」と一律で決まっているわけではありません。

 

保険会社によっても違いますし、契約者の年齢や免許の種類、等級、年間走行距離、付ける特約の内容、車両保険の有無や種類などによって変わります。

 

「スズキアルト」の保険料の見積もり事例をご紹介

かなりの差がありますが、平均は40,000円前後と考えられます。

 

保険料 年齢・性別 免許の種類と等級 年間走行距離 車両保険 その他特約など
19,000円 36歳女性 ブルー・
12等級
4,001~5,000km なし
  • 夫婦限定特約
  • 搭乗者傷害保険:なし
  • 人身傷害補償保険:5,000万円
37,500円 40歳男性 ゴールド・
20等級
6,001~7,000km 一般
  • 本人限定特約
  • 搭乗者傷害保険:なし
  • 人身傷害補償保険:5,000万円
39,000円 63歳男性 ゴールド・
20等級
~3,000km エコノミー
  • 家族限定特約
  • 搭乗者傷害保険:1,000万円
  • 人身傷害補償保険:3,000万円
40,000円 56歳男性 ゴールド・
20等級
~3,000km 一般
  • 家族限定特約:なし
  • 搭乗者傷害保険:1,000万円
  • 人身傷害補償保険:3,000万円
41,500円 57歳男性 ブルー・
14等級
10,001~11,000km 一般
  • 家族限定特約:なし
  • 搭乗者傷害保険:1,000万円
  • 人身傷害補償保険:5,000万円
42,150円 42歳男性 ブルー・
12等級
4,001~5,000km 一般
  • 家族限定特約:なし
  • 搭乗者傷害保険:1,000万円
  • 人身傷害補償保険:3,000万円

軽自動車の任意保険料は、「車両保険」によって大きく変わる

上でご紹介した見積もり例を見てもわかるように、軽自動車の任意保険料は、ドライバーの属性や、契約内容などによって変わってきます。

 

しかし、「19,000円」が突出して安いほかは、それほど料金に差がないことがわかると思います。

 

19,000円がなぜ圧倒的に安いのかというと、車両保険をつけていないからです。車両保険をつけないだけで、つける場合の半額近い保険料に抑えられています。

 

車両保険とは、自分の車の修理費などを補償するための保険です。

 

自賠責保険は人身事故を起こした際に、相手側に損害賠償を補償するための保険ですし、任意保険も相手方への補償、および運転手や搭乗者が死傷した場合の補償が基本となっています。

 

つまり、車両保険をつけない限り、車本体のための補償は何も受けられません。

 

車両保険には、さらに「一般」と「エコノミー」の2種類があります。

 

どちらも、車同士の衝突によって車が破損した場合の補償を受けられますが、一般のほうが料金は高い分、補償の範囲が広く、自損事故や当て逃げなどの際にも補償を受けられます。

 

車両保険をつけるかどうか、また一般とエコノミーのどちらを選ぶかはそれぞれの判断しだいですが、新車を購入した人や、免許をとったばかりの人、ペーパードライバーの人などは、なるべく加入したほうが安心です。

 

また、車両保険の補償範囲は、一般・エコノミーともに、保険会社によってもかなり細かく分かれていますので、事前にしっかりチェックした上で決めましょう。

 

軽自動車の任意保険料を安くするためには

軽自動車の任意保険料をなるべく抑えるためには、ダイレクト型の自動車保険を選ぶのがおすすめです。

 

ひと昔前まで主流だった代理店型と異なり、電話やインターネットなどで直接申し込むダイレクト型のほうがマージンを抜かれない分、保険料が安く設定されています。

 

同じ補償内容でも、代理店よりダイレクト型のほうが1~2割安いことも珍しくないのです。

 

また、自動車保険は毎年見直すこともポイントです。実は、自動車保険はずっと同じところに加入していても、継続割引はせいぜい保険料の1~2%という会社も多いため、それほどメリットがありません。

 

また、そもそも自動車に限らず、保険はその時その時によって最適な補償内容も変わりますし、新しい補償もどんどん登場してきます。

 

できれば毎年見直して、必要な補償を最安で受けられる自動車保険を選びましょう。