日本の軽自動車所有率

最近、軽自動車の台数が非常に多くなったと思いませんか?

 

その通り、ここ数年で軽自動車の販売台数は急激に増加しており、国内の自動車の3台に1台は軽自動車とも言われます。

 

以前は軽自動車は自動車にあまりこだわらない人や、車両価格や維持費をとにかく安く抑えたい人が選ぶ自動車という雰囲気がありましたが、今や老若男女を問わず多くの人が買い求める自動車となっています。

 

このような流れの背景には、どのような理由があるのでしょうか。所有率や日本独自の事情を踏まえて解説していきます。

街中に走っている3台に1台は軽自動車

街中を走っている車を観察してみると、けっこう軽自動車って走っているもんです。

 

私の愛車はムーヴですが、同じ車種に出会うことも少なくありません。

 

車を所有している人で、一番軽自動車所有率が高いのはどこの県かご存知でしょうか?

 

実は鳥取県なんです!100世帯あたり94台の軽自動車を所有しています。約94%もの人が軽自動車を所有していることになります。そして最も低いのが、東京都の100世帯あたり10.2台です。

 

車を持っている人の中で、軽自動車を持っている人ということですので、軽自動車のみ持っている人だけでなく、普通車を持っていて、セカンドカーとして軽自動車を持っている人も含みます。

 

このデータを見て分析できることは、鳥取県は女性の就業率が非常に高く、全国3位です。

 

鳥取県は田舎なので、電車やバスなどの交通手段が便利ではなく、自家用車で通勤する場合がほとんどです。

 

旦那さんは当然働いていて、車を使うわけですが、女性も別の場所で働こうと思うと、セカンドカーが必要になるわけです。すると、維持費が安くコンパクトで扱いやすい軽自動車に乗るというわけです。

 

こういった理由で鳥取県では、軽自動車所有率が高いのではないでしょうか?

 

全国的に見ると”街中に走っている車の3台に1台は軽自動車”というくらいに、軽自動車所有率は上がってきています。

 

昔は軽自動車はかっこ悪いし性能も悪いといわれていましたが、今では性能もかなりよくなってきていますし、デザイン性もかなり洗練されています。さらに維持費も安い!(参考:軽自動車の維持費)

 

となると、軽自動車を買う人が多いんでしょうね。

 

軽自動車は日本独自の自動車

日本での軽自動車の需要は一般車両を大きく上回ります。これは他の国では考えられないことなのだそうです。

 

よく、観光に来た外国人に「日本でもっとも印所に残ったことは何?」と聞いてみると、「軽自動車が多くて驚いた」という人もいるほどです。このことから、軽自動車のことを「ガラパゴスカー(日本で独自に生まれた自動車)」とも表現するほどです。

 

日本に住んでいれば大排気量の車は必要がなく、むしろ小さい島国では、小さく小回りが利くことに特化した軽自動車こそが好まれるのです。

 

この数年で軽自動車の販売台数は大幅に上昇しました。日本の土地事情に適しており、しかも価格・維持費・安全性のすべてを満たしている軽自動車が売れることは、なんら疑問ではありません。

 

今や老若男女問わず、誰もが軽自動車を買い求めます。一昔前であれば若者は軽自動車をあまり乗りたがらす、スポーツカーやSUVなどを欲しがったものでしたが、それはもはや昔の話になりました。

 

最近の軽自動車は一般車両にも劣らない高いデザイン性があり、ワンボックスクラスの室内空間を持っていたり、高級車顔負けにシートヒーターまで完備されているモデルがあったりと、非常にクオリティが上がっています。

 

今の自動車業界は軽自動車を主体に動いていると言っても過言ではありません。 このような流れを受けて、様々なメーカーが軽自動車開発に乗り出しています。

 

今までは軽自動車と言えばダイハツとスズキが市場を二分していましたが、そこにホンダのNシリーズを始めとして他のメーカーの軽自動車が参入してきており、今後もその傾向は強くなっていくことが予想されます。

 

そうなれば、軽自動車のクオリティはますますあがり、私達消費者を驚かせるような軽自動車も多数開発されていくことでしょう。