目次
1.タイプ別に人気軽自動車を調べる
2.セダンタイプの人気軽自動車
燃費で選ぶ軽セダン
その他の軽セダン
3.セミトールワゴンタイプの人気軽自動車
4.スーパーハイトワゴンタイプの人気軽自動車
5.SUV・クロカンタイプの人気軽自動車
6.ワンボックス(1BOX)タイプの人気軽自動車
軽自動車とひとくくりにいっても、セダンタイプ・スーパーハイトワゴンタイプ・SUVタイプなど、さまざまなタイプの軽自動車が販売されています。
こちらのページではさまざまなタイプの軽自動車を、メーカーを超えて「燃費・価格・エコカー減税」などの重要なスペックを比較しておりますので、皆様の軽自動車選びと購入ガイドにご活用ください。
2セダンタイプの軽自動車は、使い勝手の良さと燃費の良さ・経済性が魅力!
燃費がいい車種が多いので、デザインや価格で決めるとよいでしょう!
軽自動車ならではの小さめの車体なので、普段1人か2人で乗る方におすすめ!
燃費が非常によく車体価格も安いので、通勤用や日常の足として割り切った使い方もできる!
ボディーカラーやオプション設定が豊富で、女性向けのかわいいデザインの車種もたくさんある!
スズキアルト
ダイハツミライース
ダイハツトコット
スズキラパン
かつて軽セダンといえば、リアデッキを持つ3ボックス型が定番でしたが、利便性を追求した結果3ボックス型は衰退し、今ではリアデッキを持たない2ボックス型が主流となっています。軽自動車の規格が大きくなった1990年代以降にできた流れです。
軽セダンで人気が高いのがダイハツのミラです。法人車両の代表格ともいえる車種であり、高い人気を誇っています。価格が安く、燃費が良いことが法人から人気になっている理由です。現行モデルはX Special 5MTしかなく、MTの燃費の良さがウケています。
ミラでATに乗りたい場合には、ミライースやミラココアが選択肢となりますが、これらミラシリーズは全て軽セダンにおいて高い人気を得ています。ちなみに、ミライースはガソリン車で初めて燃費30km/Lを突破したことで話題になりました。
スズキのアルトも人気です。この人気の理由は、何といっても25.2~37km/Lという驚異的な低燃費によるものです。徹底的な軽量化によって車両重量を610㎏まで削減したことによって、低燃費を実現しました。デザインは新しさを取り入れつつも伝統的なスタイルを守っており、これがロングセラーの理由となっています。
また、アルトをベースとしてより低燃費を追求したアルトエコも人気の軽セダンです。車高を15mm落として空気低層を抑える、アイドリングストップを取り入れる、CVTエンジンの改良などにより、32~35km/Lというガソリン車No.1の燃費をアピールしています。
もちろん、燃費以外の要素から人気に火がついている軽セダンもあります。例えば、ホンダのN-ONEですが、これは一般的な軽自動車よりも少し背が高いセミトールワゴンです。セミトールワゴンとしてはやや天井は低めであり、室内空間もやや狭い部類に入りますが、小回りが効く、駐車がしやすいなどの軽自動車本来の利便性を十分に備えており、ちょっとした日常の運転に適しています。
このほか、スズキのラパンや、ラパンのライバル車 ダイハツのトコットも人気です。ラパンは2002年に若い女性向けのかわいらしいデザインとして登場してから、ロングセラーとなっています。
内装には女性が好む演出が随所に施されています。現在は3代目が最新であり、2016年に発売されています。トコットは女性向けの要素をより強調した車種であり、軽自動車のなかにおいて女性から大きな人気を獲得しています。
セミトールワゴンタイプの軽自動車は、ちょうどいい室内空間の広さと運転のしやすさが魅力です。
軽自動車の中では最も激戦区なので、価格と性能のバランスが良くコストパフォーマンスに優れていることがあげられます。
かっこいい車種・かわいい車種・男性向け・女性向け・ファミリー向けなど、あらゆるニーズに対応した豊富なラインナップも魅力ですね!
普段3~4人で乗ることが多い方は、室内空間の広さと足元空間の広さ、荷室容量は十分か確認しましょう。
高速道路や坂道でも十分なパワーが欲しい方は、ターボ付きを検討してみましょう。
ダイハツムーヴ
ダイハツムーヴカスタム
スズキワゴンR
スズキワゴンRスティングレー
ダイハツキャスト
ダイハツキャンバス
三菱ekワゴン
三菱ekカスタム
かつて軽自動車といえば、日本の道路環境に合わせた小回りの利く小さな車であり、車内は当然狭いものという認識がありました。しかし、最近では車内環境に快適性を求める風潮があり、広く見せるべく開発されたセミトールワゴンタイプの軽自動車にも人気が集まっています。
面積が変わらずとも体積が大きくなると広く感じるもので、これは建築においても天井を高くすることで広々とした設計になっている住宅があることからも分かる通りです。セミトールワゴンタイプの軽自動車は車高が少なくとも1250mm程度、特に高いものになると1400mmに迫るほどの高さがあり、「軽自動車は狭いもの」という認識を覆す車内空間となっています。
セミトールワゴンの軽自動車として人気が高いのは、ムーヴです。ムーヴは現在のモデルになって以来、高い人気を誇っています。従来の軽自動車ではほとんど実用性と経済性ばかりが重視されていましたが、広い車内空間、乗り心地の良さ、安全性などを追求したことで今の人気を確立したのです。
これまで軽自動車市場はダイハツとスズキがシェアを二分していましたが、最近では他のメーカーの参入が著しくなっています。セミトールワゴンのデイズとeKワゴンも人気が高いです。この二車種は日産と三菱が共同出資でつくったNMKVが開発したものであり、日産ではデイズ、三菱ではeKワゴンとして販売されています。
日産と三菱がお互いの技術を持ち寄って作られたものであり、この両メーカーの「いいとこどり」をした軽自動車に仕上がっています。例えば、三菱のエンジンをベースとしつつ、日産のエンジン技術を融合させることで燃費向上を図るなどしています。
このほか、日産のアラウンドビューモニターの技術を取り入れて車庫入れが格段に楽になっています。もちろん、デイズとeKワゴンはそれぞれのメーカーが独自に外装デザインを作っており、互いにオリジナリティがあります。
このほか、セミトールワゴンではホンダのN-WGNも人気があります。人気が急上昇しているホンダNシリーズの第3弾であり、ワゴンRやムーヴといった大人気の軽自動車に勝負のライバル的存在としての認識もあるほどの高い人気を得ています。
スーパーハイトワゴンは小さな子供がいる家族向けの装備が充実していること、運転慣れしていない女性でも取り回しがラクなことなどの理由から軽自動車でもファーストカーに認知され、軽自動車全体の売り上げに大きく貢献しています。
2018年も変わらぬ人気を維持した一方で、小型車のコンパクトタイプワゴンが台頭しており、軽自動車ステップアップ組の受け皿を作っています。
軽自動車は子育てママの便利機能を満載するファーストカーとしての役割を担う一方で、価格の安さから若年層のエントリーモデルというポジショニングでもあります。
趣味性の高い普通車サイズの本格的なSUVやクロスカントリーは高価で若年層では購入しずらいけれど、軽自動車であれば比較的手に入れやすく、しかもアウトドアの楽しみを十分に味わえるとあって新車・中古車ともに人気があります。
メーカー側もユーザーの趣味性に合わせて車中泊などのアクセサリー類を豊富に揃えているところに人気の一端が垣間見えます。
ワンボックス(1BOX)タイプは軽自動車の主流になっているトールワゴンやスーパーハイトワゴンのようにエンジンをフロントにレイアウトして前輪を駆動させるのではなく、座席の下にマウントして後輪を駆動させる方式を採用している車種です。
キャブオーバー型とも呼ばれており、車内を広く設計できることに加えて後輪駆動なので商用車に使われることが多いのですが、ユーティリティ性が高いことから乗用タイプも販売されています。